さて、今回は86 BRZです。
登場から数年が経過し、10万キロ走行の車両も増えてきましたね。
で、マニュアル車であれば当然クラッチが存在するわけでして、そうすると当然クラッチダストが発生します。
そこで今回のお話ですが、スターターモーター、セルモーターとも言いますね。
エンジンを掛けるのに必須の部品ですが、エンジン始動直後に何とも表現しづらいですが、ガラガラともギャー・・のような感じの音がすることが有り暗す。
今回の車両はそのような音がしておりましたので、分解整備を行いました。
はい、もうすでに外れてしまっていますが、丁度画像中央付近に付いています。
脱着は比較的簡単です。
丸見えですからね。
こちらが取り外したスターターモーターです。
分解します。
クラッチダストで真っ黒ですね・・・
分かり難いですが、ダストが入り込みカッサカサの乾燥肌になっております。
各部がこのような状態になると、中で摺動が悪くなり異音の発生に繋がります。
通常はスターターモーターのピニオンギアがフライホイールのリングギアに噛み込みエンジンを回します。
スターターモーターへの信号が途切れると(キーをスタートの位置からONの位置へ戻す等)ピニオンギアは元の位置へ戻りますが・・・
摺動が悪くなり、エンジンにスターターが回されるような状況が長くなります。
これを清掃し、グリスアップを行い元に戻してあげようってわけですね。
勿論清掃のみではなく、各部のチェックは行います。
通常作動しているので導通などは問題ないでしょうが、ブラシの摩耗具合は点検必須でしょうか。
こちらの車両のブラシはまだまだ使えそうですね。
因みに・・・・
別車種のものですが・・・
これは交換必須です。
ここまで摩耗すると動くか動かないか微妙なラインになります。
数千円の部品ですので、予防ついでに交換もアリかもしれませんね。
そして・・・
まあ、その・・・・
ここから先はグリスを触るわけでして・・・・
手が、こう、汚れる。。。。。
汚れた手で携帯を触るのは・・・・・
エンジン始動時に異音がした場合は、一度点検清掃をしてみてはいかがでしょうか??
リビルト品への交換ももちろん可能です!
なんなりをお問い合わせくださいませ!!!