今回はスイフトスポーツ ZC32S型のマフラー交換についてご紹介致します。
今回は保安基準に満たないマフラーが装着されていた為、保安基準を満たすマフラーへ交換です。
今回のマフラーはこちらです。
フジツボ製のオーソライズSです。
トータルバランスにプライオリティを置いて、ハイレベルチューンナップされた、スタイリッシュスペック。
(メーカー公式サイトより引用)
というマフラーです。
とりあえず交換作業に入ります。
内容としてはマフラーをただ脱着するだけなのですが、まずはコチラの画像をお見せしたいと思います。
これはセンターパイプとテールピースの接続部(フランジ)の画像になります。
非常にわかりにくいのですが、つなぎ目に挟まっているものがお見えになりますでしょうか?
それがガスケットです。
これが潰れながらパイプとパイプのつなぎ目を密閉してくれているのですが、劣化により茶色く汚れ、画像ではわかりにくいのですが、カチカチに硬くなってフチから崩れてくるような状況です。
当然再利用はしないのが原則ですが、仮に再利用しようなんて思っても密閉する前に崩れてぼろぼろになってしまうような状況ですね。
これを無理に再利用してしまうと、排気漏れをするのは容易に想像できますね。
マフラー交換時には、ガスケットは必ず新品を用意しないといけない理由がこれです。
まず、排気漏れしていれば保安基準に満たないのですが、何よりまず折角のマフラーの排気音が排気漏れの音によって汚く聞こえてしまうこともあり、排気漏れは絶対にしないようにするのが交換時の約束ですね。
話は少しずれてしまいましたが、マフラー交換の続きにいきます。
古いマフラーを外して変えるマフラーと並べてみます。
画像手前が車両についていたマフラー、奥側がつけるマフラーです。
ついていたマフラーは見た目にも分かると思いますが、消音機構(タイコ)がありません。
当然音量も大きい事が想像いただけるかと思います。
比べて奥側のフジツボ製のマフラーはきちんと中央部に箱型のタイコがあり、きちんと消音まで考えた良いマフラーですね。
見た目にももともとは左側片側にのみマフラーが出るデザインになっておりましたが、フジツボ製は左右に排気口があるデザインになるので、車両に取り付けた後のデザインも大きく変わりますね。
そして、マフラー本体を取りつけして、排気漏れがないか、ということももちろん確認致しまして、マフラー交換完了となります。
今回取りつけさせていただいたマフラーはアイドリング時からかなり静かで、アクセルをあけると静か目な音量で社外マフラー特有の排気音のする、大人な良いマフラーだと個人的には思いました。
今後マフラー交換を考えている方には、音がどれくらい大きいのか、どんな音がするのか、それも大事なことですが、それが保安基準に適合しているのか、そこまで考えた部品選びをして頂きたいと思います。
GTNET尾張店ではマフラー選びのご相談も受け付けております。
交換作業も排気漏れが無いか、というところまでしっかりやらせていただいております。
マフラー交換をお考えの方は是非一度当店にご相談ください!