さて、今回は、RX-7 FD3S の故障修理です。

症状はエンジンが吹けない、失火したような状態です。

アクセルを軽く踏み込み、負圧領域ならエンジンはレッドゾーンまで回ります。

しかしながら、負圧から正圧に入った瞬間からエンジンの吹け上がりは止まります。

丁度3000rpmで止まりますね。

では、まず確認していきます。

 

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FDのエンジンルームですね。

一応この類の故障は、一種の定番となっていますので、おおよその見当は付いています。

 

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画像の中央付近にカラフルなコネクターがお分かりでしょうか??

これがバキュームユニットです。

恐らく、これらの一つが悪くなっている可能性が高いですね。

 

 

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これがバキュームユニットです。

ソレノイドが計7個の集合体です。

 

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少し見えにくいですが、約2.9MΩです。

それ以外の6個は大体43Ωです。

正常なソレノイドは、温度にもよりますが大抵40Ω付近です。

それが2.9MΩですので、ほぼ断線しているかと思われます。

丁度中古品ですが、1個ソレノイドのストックが有りましたので、お客様と相談して交換いたしました。

今回不良になっていたのはC.CONTソレノイドです。

本体にB6ATって記載があります。

ユニットでは部品代が非常に高額ですが、ソレノイド1個では6千円程度で購入可能です。

ユニット交換かソレノイド単品交換か・・・・

お客様のカーライフに併せてご提案していきますので、なにかトラブルの際は何なりとお問い合わせくださいませ!!