日産スカイライン ECR33 の約8万キロの車両です。
車検でお預かりしたのですが、何点か不具合箇所が見つかったのでそのまま修理しました。
先ずこちら。
タペットカバーパッキンからのオイル漏れ。
エンジンを下から見た画像です。
写真の下側の黒いのがエンジンオイルパンですね。
クランクプーリーの付け根がオイルっぽくなっているのが分かります。
恐らくクランクのオイルシールからの滲みでしょう。
タイミングベルトです。
8万キロ・・ご購入頂いたのが3万キロ程度でしたのでもしかして新車時に付いていたタイミングベルトの可能性があります。
画像では分かり難いですが、表面にも無数のヒビが入っています。
危険な状況でしたね・・・
やはりクランクからの滲みです。
カムのオイルシールからも滲みは見られましたが、こっちのほうが沢山、、、「滲み大」ってとこでしょうか。
タイミングベルトを交換の際はカム、クランクのオイルシールの交換は必須です。
あとウォーターポンプもです。
タペットは「漏れ」です。
エンジンの下側まで滴った跡が有りました。
そして、上の画像を見て、あれ??って思った方。
鋭いですね。
よく起こると言えばよく起こる。
エキマニのボルトが緩んでいる・・・
現状ではガスケットが吹き抜けていませんでしたので、締め直しで対応しました。
このまま使用していたら、早期にガスケットが抜けたでしょう。
これらを交換、整備でひとまずタイミングベルト系は終了です。
もちろん点火時期とアイドル調整はお忘れなく。
まだまだ続く・・・