今回はS15 シルビア のハブボルトを交換しました。
この車両、スペックSですので、元々は浮動キャリパーなんですが、スペックR用の対向4PODキャリパーへ交換を行っています。
そこで事問題が発生しました。
勘のいい方はもう気が付かれたかもしれません。
そう、ニッサン車のフロントホイールは結構シビア・・・
交換後、ホイールを付けようとしたら、キャリパーにガッツリあたっていました。
スペーサーを使用して外へ出すも、8ミリ以上のスペーサーが必要です。
かといって、10ミリ以上のワイドトレッドスペーサーを使用すると、フェンダーからのはみ出してしまいます。
絶対大丈夫とは言えませんが、挟み込むタイプのスペーサーは5ミリが限界です。
8ミリとなると、ハブボルトが短すぎてナットの噛みが甘くなります。
これはかなり危険です・・・・・タイヤ脱落の危険性が高いって事ですからね。
こうなると、キャリパーを交換するか、ホイールを交換するか、ハブボルトを交換するか・・・・
この三択となります。
やはり、ハブボルトですよね。
挟み込むスペーサーはあまりオススメしませんが、ハブボルト交換で危険性はまだ下がります。
今回使用するのはニスモ製です。
重要部品ですので、やはり安心できる製造元ですね。
キャリパー、ローターを外してハブを外してプレスで抜いて、圧入していきます。
これだけ長さが違います。
丁度挟むスペーサー分長くなっています。
つまり、ナットが噛み込む量は前と同じってことになります。
シルビアはハブが簡単に外れるので、この手の作業はまだ比較的早く交換できますね。
ほんと、日産系のフロントホイールは結構シビアですね。。。
今後これらの作業を行うときには、ホイールも注意が必要ですね!