スバル インプレッサ STi GDB クラッチ 交換を行いました。
この車両はクラッチ交換において2位、3位を争う難易度ですね。
あ、勿論当店の取り扱い車種の中でですよ!
SSTとかは別ですが・・・
さて、現車の状態ですが、完全に滑りきっています。
こうなるともはやクラッチペダルを踏まなくてもシフト操作ができてしまいます。
インタークーラーが外れた状態ですね。
これがオペレーティングシリンダーですね。
ロッドが見えないくらい引っ込んでしまっています。
ここの縮み具合でクラッチの摩耗具合を見ることもできます。
あくまで減ってきているくらいの曖昧なものですが・・・・
当店はMT車の取り扱いが非常に多いので、多少動かすとおおよその摩耗具合を判断することもできます。
クラッチディスクが残り何ミリとかまで判別するには下ろすしかないのですが。。。
さて、あれやこれやしていると・・・・・
クラッチディスクの摩擦材が大変なことになっています。
こうなるとクラッチカバー、フライホイールも金属同士が当たりガリガリになってしまっています。
また、フライホイール裏面は滑っているので摩擦熱で真っ青に焼けてしまっています。
今回は全数交換です。
ちゃちゃっと交換していきます!!!
さて、組付完了です!(笑)
そして、完全に写真を撮るのをすっ飛ばしてしまいました・・・
組付後のオペレーティングシリンダーですね。
撮影角度が大幅に違いますが・・・・
ロッドがこれだけ伸びています。
最初との違いは歴然ですね。
MT車において、減り具合が気になりだした場合は早めの交換をオススメします。
ダメージが大きくなる場合もしばし見受けられます。