さて、今回はニッサン　フェアレディＺ　Ｚ３３　クラッチ交換です。

マニュアル車なら避けては通れない部類の作業ですね。

 

 

Ｚ３３はＶ６なので両サイドからきて、中央で一本に集合していますね。

 

 

はい、ミッションが外れました！

 

 

 

 

ダイアフラムが手前にせり出してきていますね。

手前に上がってくるということは、クラッチディスクが摩耗している証拠ですね。

 

 

レリーズベアリングです。

スリーブはそのまま再使用ですので、打ち変えます。

 

このベアリングは先ほどのダイアフラムを押さえる部品です。

 

半クラッチ時やクラッチペダルを踏んだ時にグウウウウウン・・・・・・・・・・・・

 

って言うような音がした場合は大抵この部品がダメになっていますね。

 

 

こちらはピボットです。

レリーズフォークの支点になる部品です。

折損することもあるので交換しておいたほうが無難でしょう。

 

 

 

上が新品、下が使用していたディスクです。

スリットが完全に消えているのが分かりますね。

クラッチが滑る直前です・・・

 

 

 

フライホイール側です。

 

滑った状態での入庫ではなかったので傷もなくそのまま使用可能です。

 

ダンパー付なので新品はびっくり価格です・・・・

 

無事で何より。

 

 

 

 

しっかりとセンターを合わせて組み上げていきます。

あ、フライホイールを取り外した際は注意が必要です。

位置が決まってますからね。

 

後はサクサクっと戻して作業完了です！！

いつ踏んでも新品クラッチの踏んだ感覚・・・・最高です。