さて、今回は・・・

 

朝一でエンジン始動しにくいとのことでご来店頂きました。

 

あ、車両はニッサン S15 シルビア(SR20DE) です。

 

原因は・・・

 

バッテリーの劣化に伴う、クランキングスピードの低下・・でしたが・・

 

何となくいつもと違うような気がする・・とのことで、その他の点検も行ってみました。

 

 

さすが、毎日乗っているユーザー様ですね!

 

DSC_0880

 

CO:4.5%

HC:245PPM

 

リッチです。

 

DSC_0879

 

簡易ではありますが、頼れる診断機?!

 

O2センサーが0.18~0.22Vの範囲でしか動いていません。

 

ってか、もはや固定です。

 

エンジンをレーシングすると黒煙がバビューーーッと沢山出てきます。

 

O2のリーン張り付きが今回の本丸でしょう。

 

プラグも煤けていましたので、恐らく増量補正になり火が飛びにくくなってきていたと推察。

 

O2センサーを交換します。

 

えっと、純正は高級品ですので、社外新品で対応します。

 

交換後は・・・

 

DSC_0928

 

CO:0.01%

HC:8PPM

 

何の問題もありませんね。

 

DSC_0930

DSC_0931

 

2500~3000rpmでパラパラと0~1Vを行ったり来たりしてます。

正常に戻りましたね!

 

まだ補正が入っていますが、通常走行で落ちてくるでしょう。

 

1か月前くらいから何となく違和感がとのことですので、その辺りで動きが怪しくなったのでしょう。

 

早期発見できて何よりです!

 

では。