さて、今回は・・・
人気の衰えを知らないランエボです。
内容もすみません、定番と言えば定番です。
エンジンの失火症状があるとのことでしたので、点検致しました。
4G63ですね。
で、点検する個所は大抵決まってきます。
先ずターボアクチュエーター。
新車時についてくるアクチュエーター、7までは対策品ではありませんので、確実に点検が必要です。
大抵怪しい動きをします。
こちらの車両も画像の通り、対策前のアクチュエーターでした。
一応動くは動きましたが、設定圧より高いところで動き、且つエア漏れも有りました。
画像でもロッド付け根が茶色く吹き抜けている様子がお分かり頂けるでしょうか?
恐らく中で錆の発生、ダイアフラムの破れが発生しているかと思われます。
で、こちらの車両、ブローオフバルブが作動しないようになっておりました。
所謂バックタービンというヤツです。
シュタタタタタタタ・・・・・・
この音は好き好きですね(汗
アクセルオフ時にエアクリに吹き返していくのですが、、、、
やはりブローバイでドロドロです。
これがホットワイヤーだったら、失火するってレベルでは無いのでしょう・・・
こちらもキレイキレイしておきます。
これで殆ど症状は完治なのですが、イマイチ・・・・・??
プラグの点検も併せて行いましたが、相当年季の入ったプラグでした。
これも交換してから試運転を行いましたが、元気になりました!!
ただ、作業前に症状の確認はしておりません。。。
この手のトラブル、試運転中にブローの危険性も含んでいます。
特にランサーのアクチュエータートラブルは際限なくブーストが掛かる可能性が有りますので・・・・・・・・・・・
これは本当に恐ろしい。。。。
では。