新年あけましておめでとうございます!

 

今年もどうぞよろしくお願いいたします!!

 

 

さて、今回は・・・

 

フェアレディZのお話です。

 

このブログでも過去にご紹介したことのある内容ですが・・

 

改めてご紹介・・するには理由があるわけです。

それはとりあえず置いといて・・

 

 

この症状は何の前触れも無くやってきます。

 

自宅だろうが出先だろうが関係ありません。

 

いつものようにエンジンを始動しようとしても・・・・

 

 

黄色い鍵マークが点灯し、一切の反応が無し。

 

アクセサリー、イグニッション共にONになりません。

 

因みに、ハンドルロックも解除されないケースが多かったのですが、最近はハンドルロックは解除されていてこの症状になっているのも見かけますね。

 

DSC_1929

 

上記車両が今回その症状に陥った車両です。

 

ご自宅にて始動不能に陥り、JAFを呼ばれたそうですが対処不能とのことでご連絡頂きました。

こちらのユーザー様ご加入の自動車保険にてロードサービス・レンタカー特約を使わせて頂き、その全てを当社が行いました。

さらに、当社のプレミアム安心保証にご加入頂いておりましたので、保証修理とさせて頂きました。

 

つまり、車両トラブルから修理完了までの費用は0円で、その間のレンタカー費用もご負担無く完了致しました!

 

ただ、唯一・・・

 

年末のトラブルだったため、部品手配にお時間を頂いてしまいました・・・

 

 

さて、話は逸れましたが、問題のステアリングロック・・・

これがまた非常に高額な部品です。

品番:48700-1NC1B

単価:55400円

 

ただ、これが故障すると交換しか方法が有りません。

 

DSC_1930

 

足元を覗き込むとその部品は見えます。

黄色枠の部品がそうですね。

 

丁度ステアリングシャフトの直下に位置します。

 

DSC_1931

 

DSC_1933

 

取り外した部品です。

 

おや?

 

これは・・対策前の部品ですね。

今となっては結構レアかもしれません。

 

画像の黄色枠の部分が出たり入ったりを繰り返し、ステアリングシャフトの溝に入り込み、ロックアンロックを行っております。

 

今回はアンロック状態で故障した模様です。

 

ヒューズ抜きも一つの手なのですが、それでもエンジン始動できるか否かは「運」でしょうか・・・

 

DSC_1907

 

 

はい装着!!

対策後の部品はプラのケースに変わっています。

これを特殊なボルト2本で固定しています。

DSC_1908

 

頭をねじ切ってしまうタイプですね。

 

確かに簡単に脱着できるとまずいですからね・・・

 

これで作業は終了なのですが、上記で述べた改めてご紹介する理由なんですが・・

 

正直今年一番ビックリした出来事です。

 

当該部品の品番が変わっていました。

 

確かに部品の品番が変わるのは良くあるので、そこまで驚きませんが・・・

 

何と、お値段がエッライ変わっとるわけですよ。

 

改定後品番:DHGMM-1NC1B

改定後単価:9800円

 

・・・・・・・・

 

この値段・・・

 

 

さすがに頼む部品を間違えたのではとヒヤヒヤしました。

 

最近この作業を行っていませんでしたので、具体的にいつ改定になったのかはわかりませんが、、、、

 

この費用なら、今すぐに交換すべきですね。

 

エンジン始動できなくなるリスクをこの費用でカバーできるかもしれないなら・・・・・

 

Zユーザーのみならず、当該システムを使用している車両は必見かもしれません。

 

では。