新年明けましておめでとうございます!

今年も何卒よろしくお願いいたします!!

 

さて、今回は、、、

 

まあ今更感が強いかもしれませんが、MR-Sと言うか、この手のキャリパーを使っている車両はほぼ該当します。

 

フットブレーキとサイドブレーキの両方を1つのキャリパーで作動しているタイプ、S2000とかシルビアとか、etc・・

非常にメジャーで数多くの車両に採用されていますが、結構調整のミスが多いのです。

 

DSC_0388

 

画像の矢印のとこですが、分かります?

 

隙間が空いているでしょ??

 

通常サイドブレーキレバーを引っ張ればここに隙間が生まれます。

つまり、サイドブレーキを引いていない状況では本来ストッパーにレバーが触れていないといけません。

 

DSC_0387

これがサイドブレーキレバー根元にある調整部分。

 

10ミリのナットを締め込めば引き代はドンドン無くなり、カリカリカリカリ・・・、カリカリッ!!(引いた時の擬音ね)になります。

 

で、問題なのは、ただ単にこの調整の部分だけで引き代を調整してしまうと、問題が発生します。

 

DSC_0390

 

ほら、パッドが変な摩耗の仕方していますよね??

 

ただ単純に調整すると、レバーを引いていないのに常にサイドブレーキが効いた状態を作り出してしまっています。

 

DSC_0389

隙間は空いてるし、ワイヤーの蛇腹ブーツも縮んでいる・・・

 

 

本来は一度ワイヤーを緩めて、キャリパーのピストンを縮めてから調整を行います。

 

S2000の時に同じようなことをブログにしたような気がしてきました。。。

 

そうすると、、

 

DSC_0391

 

ほら、ストッパーにタッチしているし、蛇腹も伸び伸びです!

 

これが正常です。

 

これで、サイドもフットも気持ちよく効くようになりますね!

 

※偏摩耗には様々な要因が有ります。

これだけが原因ではありませんので・・・

 

サイドブレーキの調整は結構時間が掛かるのです。。。。。。

 

では。