新年明けましておめでとうございます!
今年も何卒よろしくお願いいたします!!
さて、今回は、、、
まあ今更感が強いかもしれませんが、MR-Sと言うか、この手のキャリパーを使っている車両はほぼ該当します。
フットブレーキとサイドブレーキの両方を1つのキャリパーで作動しているタイプ、S2000とかシルビアとか、etc・・
非常にメジャーで数多くの車両に採用されていますが、結構調整のミスが多いのです。
画像の矢印のとこですが、分かります?
隙間が空いているでしょ??
通常サイドブレーキレバーを引っ張ればここに隙間が生まれます。
つまり、サイドブレーキを引いていない状況では本来ストッパーにレバーが触れていないといけません。
これがサイドブレーキレバー根元にある調整部分。
10ミリのナットを締め込めば引き代はドンドン無くなり、カリカリカリカリ・・・、カリカリッ!!(引いた時の擬音ね)になります。
で、問題なのは、ただ単にこの調整の部分だけで引き代を調整してしまうと、問題が発生します。
ほら、パッドが変な摩耗の仕方していますよね??
ただ単純に調整すると、レバーを引いていないのに常にサイドブレーキが効いた状態を作り出してしまっています。
隙間は空いてるし、ワイヤーの蛇腹ブーツも縮んでいる・・・
本来は一度ワイヤーを緩めて、キャリパーのピストンを縮めてから調整を行います。
S2000の時に同じようなことをブログにしたような気がしてきました。。。
そうすると、、
ほら、ストッパーにタッチしているし、蛇腹も伸び伸びです!
これが正常です。
これで、サイドもフットも気持ちよく効くようになりますね!
※偏摩耗には様々な要因が有ります。
これだけが原因ではありませんので・・・
サイドブレーキの調整は結構時間が掛かるのです。。。。。。
では。