さて、今回は・・・
朝一でエンジン始動しにくいとのことでご来店頂きました。
あ、車両はニッサン S15 シルビア(SR20DE) です。
原因は・・・
バッテリーの劣化に伴う、クランキングスピードの低下・・でしたが・・
何となくいつもと違うような気がする・・とのことで、その他の点検も行ってみました。
さすが、毎日乗っているユーザー様ですね!
CO:4.5%
HC:245PPM
リッチです。
簡易ではありますが、頼れる診断機?!
O2センサーが0.18~0.22Vの範囲でしか動いていません。
ってか、もはや固定です。
エンジンをレーシングすると黒煙がバビューーーッと沢山出てきます。
O2のリーン張り付きが今回の本丸でしょう。
プラグも煤けていましたので、恐らく増量補正になり火が飛びにくくなってきていたと推察。
O2センサーを交換します。
えっと、純正は高級品ですので、社外新品で対応します。
交換後は・・・
CO:0.01%
HC:8PPM
何の問題もありませんね。
2500~3000rpmでパラパラと0~1Vを行ったり来たりしてます。
正常に戻りましたね!
まだ補正が入っていますが、通常走行で落ちてくるでしょう。
1か月前くらいから何となく違和感がとのことですので、その辺りで動きが怪しくなったのでしょう。
早期発見できて何よりです!
では。